Ａ氏の日記 その３

１９９９年１２月２８日

０７：３５
　朝飯
　モキュアの街は煉瓦色、空き地にはサーカスのテントが見える。
　小口さんはプールの飛込台に乗っておどけてる。
　朝食だ。
　着替えて外に出ると、まぶしい陽射し。いくでー
　サンシャイン身体中にぬくもりを感じる。
０８：４３
　もうすぐ出発
０９：１３
　ガスチャージ
１０：２８　３４６５ｍ　１９．８℃
　休憩っす、もーとんでもない高い所だよ、すんなり走ってきたけどこんなに高
　いなんて！
１１：０３　４１１０ｍ　７４ｋｍ　１１．５℃
　その後、６℃、４５６０ｍ看板！！！！！うっはー高いー
　小林君と写真！、他の人達は行ってしまった。
　せっかくの場所なんだけど、雨じゃねー
　そのあと、枝道に突入！
　これがまた砂利道。最高っす！
　リャマ、アルパカの放牧、低い雲、真っ白な山、抜けるような青空。
　なぜか飯抜きー！おえー。ぴーだから腹が減る。
１４：２２　４３４５ｍ　１６７ｋｍ
　記念写真おば。
　雪まで降ってきやがったよ。
　夏だって言うはずじゃなかったん？
１５：２０　３９００ｍ　２１５ｋｍ
　「ＬＡＲＡＱＵＥＲＩ−ＰＥＲＵ　３８ｋｍ　ａ　ＰＵＮＯ」って村のおやじ
　に書いてもらった。
　ライトニングだーあぶねっす。
　彼方にチチカッカ湖が見える！でもすんごい豪雨。
　濡れた道、町中は、そこいら中あぶねっす。
　滑る路面、走り回る三輪自転車、車、人。
１６：３０
　ＰＵＮＯのホテルＰＯＳＡＤＡ　ＤＥＬ　ＩＮＣＡについたっす。
　ゲートがあって厳重だ。
　バイクはすみっこの通路に固めて駐車。
　ロビーでのコカ茶サービスには、心から暖まった。
１７：４６　３６５０ｍ
　遅い昼食、小林君食いすぎとちゃう？
２０：００
　ダウンタウンに出発、
　外は雨、バンタイプの車で出発。
　にぎやかなバス停の広場に到着。
２０：３８
　目指すはピザやさん。
　煙でもくもくってな、２階、床が今にもぶち壊れそう。
　高山病？小口さんやられてます。
　五十嵐君そもそも来てません。グロッキーでやんす。
　ピザは私が主に食ってます。小林君さっき食いすぎ。
　ほとんど残して終わりっす。
　ワシもちょっと頭の後ろが変？もやもやした感じ。
　同じようなタクシー乗ってホテルへ
　部屋の入口には新年のお飾り？。でもおっこちてた。不吉！
２２：００
　寝ます。

１９９９年１２月２９日

０６：３０
　うわー下痢と頭痛っちゃ。
　でも飯食いテー＠！飯。
０７：３０
　送迎バスで出発。
７：５７　３８９０ｍ
　船に乗り込む。フォードのおんぼろエンジン。
　神秘の湖チチカッカ湖だー。
　チチカカは良くない意味だそうです、カッカって言わなきゃ！！
　深い（280）し広い（100ｋｍ×80ｋｍ）琵琶湖の１２倍！
　サンポーニャの発祥の地。
　フォローティングアイランドだぜ、ＶＵＰＩＲＩ島、ＵＲＯＳ島、
　ＳＡＮＴＡ　ＭＡＲＩＡ島

　これからＩＳＬＡ　ＤＥ　ＴＡＱＵＩＬＥ島に行くのさ
　きょえー？日本人がみやげ物屋さんにいます。
　南米入ってここで少しやっかいになってるんだってさ。
　　サンポーニャ　５ＳＬ
　　壁掛け　　　　６ＳＬ
　　例の帽子　　　６ＳＬ
　全部で１５ＳＬにまけてもらいやした
　地元の人は芦の茎を昼飯代わりに食うと言う。
１０：５９
　水平線が見えまする
　あっれー、エンジン不調？ガタピシ音が？藻がスクリューに？
　そのままタキーレ島に到着。
　トイレに行列！下痢ピーだけど混んでいるので上のトイレのほうが
　すいてるって言うので我慢。
　きっつー！
１１：３０
　さて、ミントの葉っぱで高山病をごまかすそうです。
　島をぐるっと回ります。６ｋｍもありました。
　ケチャ族のカラフルな帽子は男女問わずかぶるそうです。
　かっこいい腹巻きは女将さんの髪の毛で編み込んであって
　簡単に作れるもんじゃないそうです。
　そんなこと言ってる間に、がまんの限界ですピー！草むらでピー。
１４：４３
　ｉｓｌａ　ｄｅ　ｔａｑｕｉｌｅ島のメインストリート、
　コカの葉を入れるカラフルなポシェット購入
１５：００
　途中の村では飯も食えず（さすがに食べたく無かった）、
　インカコーラ？スプライトで結構です。
　下痢ひどいっす。
　船に乗り込んでエンジンスタート！
　快調やんけ、ちょっとの間で直したみたい。
　原因は、なんとＨ２ロケットメインエンジン水素加圧ターボポンプ故障！？
　ペラ部分がキャビテーションにより金属疲労で破断！！！！そんじゃ墜落じゃ。
１７：００
　強風！！！！危険！危険！危険！！風波、波浪警報！！！！！
　ケチャの女の人、泣いてます。
　わたしゃ泳ぐ準備です、チチカッカ湖で泳ぐはめになるかも？
　これが不吉の？木の葉の様に揺れるとはこのことです。
　ウインドサーフィンよりらくちんだけど３９００ｍの所で泳ぐのは
　ちょっとしゃれになりましぇん。
　でもなんとかかんとか船着き場に到着した。
　ロシアンラリーで用意した、下痢止め、キクー！？もうでるものが無い？
１８：３０
　ホテル帰着
１９：３０
　ホテルから飯のためダウンタウンへ
２２：２２
　１０ＳＬくらいで飯。
２０：４４
　フォルクローレの流し、最高っす。
　と聞きほれていると、ＣＤ、カセット、チップの係りが回ってまいりました。
　フラビオの「高いよ」の助言でチップのみですませる。

１９９９年１２月３０日

０６：３０
　起床
０７：００
　散歩
　ホテルからのチチカッカ湖の写真でも撮りますか。
　どーも下痢のほうは直りそう。朝飯もしっかりいただこう。
　ちょっと頭の後ろが重い、手足がしびれる。
　こりゃ高山病？
　空気を思いっ切りすいこんでー深呼吸を心がける。
　ほんでもってめしめし、今日も五十嵐君不調だねー
０８：２６
　ホテルを出発。厳重な塀を出てまずはガスの補給じゃ。
　チチカッカ湖さらば
　はるかに続く道の先はｑｕｓｕｋｏ
　１３６.２ｋｍはい、ガスチャージ
１０：５２　４３３５ｍ　２１０ｋｍ
　Ｔｈｅ　Ｌａ　Ｒａｙａ　Ｐａｓｓ峠にてグループピクチャー
１２：３０
　温泉見学、熱い温泉がこんなに高い所で湧いてます。
　手を入れると、うっわちー、８０℃くらい？
　時間的制約もあり、見学のみ、温泉ハンターとしては残念。
　とりあえず、写真、写真。やっぱ日本人は写真にかぎる！？。
１３：１５　３６６５ｍ　２３６ｋｍ
　ｃｉｈｃにて昼食。どーも食欲が今一。
　でも、間違ってヘビーな注文してしまった、それなりに食べました。
１５：３７　３２２５ｍ　３３７ｋｍ　１８.５℃
　例のごとくＸＲ４００ガス欠、ちょっとビックタンクから補給。
　先のスタンドに止まる。
　もうすぐＣｕｚｃｏだ。
　山肌に段々畑の後が続く渓谷をけっこう８０ｋｍくらいでとばす！
　トラック、バスを抜くのは一苦労だ。
　お！小林君が先頭で町に突入。
　見晴らしの良いところが先にあるはずと、すり抜け連ちゃん。
　小口さんがギブアップ、止まってフラビオを待ちましょ。
　程なくフラビオの後ろに付いて渋滞を走る。
　いや、走るではなく転がす、いやほとんど動かん。
１７：００　３４１５ｍ　３８５ｋｍ
　Ｃｕｚｃｏ　到着　ここでバイクは終了。よくやってくれた。
　このバイクはリマへ陸送するらしい。
　さてホテルＫＵＳＩ　ＲＵＮＡまで歩きだ。
　町並がスペイン風、行ったことないので知識で言うならだけどさ。
　ホテルはもうメインの広場、繁華街のど真ん中。
　まるで、アメ横の通りにホテルってな感じ
　でも、中はすっきりと白と青基調のロビー、吹き抜けの中庭。
　いや、中庭をロビーにしてある。樹脂かスリガラスの屋根のおかげで明るい。
　二階の隅の屋根。小さな明かり取りの締め切り小窓しかない。
　でもベッドに横になると、シャガールの絵がなんともマッチしている。
　ふと、よくここまで来たもんだと思う。
　１９：００に飯に出かける予定。でもはらが下りっぱなし。
　薬やめたのが良くなかったか。
　でも腹減った。
１９：３０
　メインのチャーチ前
　レストラン　ＬＯＳ　ＴＯＭＩＮＥＳで本日も流しのフォルクローレ
　（ハルクホーガンと間違えた友達がいる、なんでや？ジャイケルマクソンと同じ？）を
　聞きながら。サービスのピスコサワーをぐびっとやる、甘い！
　昨日のＰｕｎｏのバンドの方が良かったような気もする。
　皆様は、本日の方が良いとか。
　おきまりのＣＤ、カセット売り込み。どーも買ってあげりゃ良いものを、何だ
　か買う気無し。
　「買ってあげりゃ」なんて見下した言い方ではいかんな。
２１：３０
　まで食って飲んで、アルパカの肉も食べさせてもらって、
　本日も下痢だー。
　ホテル帰って寝ましょ。