The  Costa Rica touring report
コスタリカツーリング日記 6/6

■２００１年５月５日（土）　６：００起床

相変わらず早起きだ。
昨晩は水が出なかった、宿が丘の上にあるためか、タンクの水が無くなると断水するようだ。
トイレが水洗なので、ちょっと厳しい場面も。

併設レストランでコスタリカ最後の朝食を食べる、
フルーツにパンにコーヒーに卵等、とくに特色は無いが美味しい。

８：３０から、ポール氏の案内でショートツーリングへ出発、
牛車を作っている工房へ案内してくれた、
この牛車は以前はコーヒーを運ぶのによく使っていたそうだが、
最近では主に装飾品として使われているそうだ。
車輪までペイントしてあり、色使いが日本とは違い非常に鮮やかだ。
気に入ったのだが、お土産にするのには少々大きいのであきらめた。

昼前には空港に向かわなければならないので、ちょっと忙しかったが、
いろいろ解説もしてもらえるし、自分たちで周るのとは違い楽しかった。

レンタル代の支払いはクレジットカードでも良いと言われていたが、
現金の方が喜ばしいとの事で、現金(US$でもコロンでも可)で支払った。
ちょっとうUS$の残金が厳しいが、アメリカ合衆国に行けばなんとかなるだろう。

今回出発時には、保証金もな〜んにも払っていなかった。
このままバイクを盗んだらどうするのかな〜等と思っていたが、
信用されると、逆になにも出来ないのかもしれなし。

来るときも空港まで送迎してもらえるととても楽なのだが〜っと思っていたのだが、
レンタルバイク屋さんでは、空港までは送ってくれないらしい。
タクシーは朝食時にお願いして、宿で呼んでもらった。
しかも、時間通りにちゃんと迎えに来てくれた。

空港までは約３０分で２０US$、やはり来たときのタクシー代は少し高かったようだ。
空港の入口予期していなかったで空港税１７US$を取られた。
さらに、US$残金が少なくなってしまった。

デルタ航空のカウンターを探したがが見あたらない、
デルタのターミナルは、別な場所にあるらしい、０．５〜１ｋｍ離れているらしい、
無料のシャトルバスがあるらしかったが、
よくわからないので、タクシーで移動した、さらに２US$が消える。

着いてみると、デルタ航空だけ建物が別になっていた。
売店が１軒あるだけで、銀行も飲食店もなし、売店も酒とたばこのみ、
コロンの残金でお土産でもと思っていたのだが、
買い物も両替もできない、次回のためにとっておくしかなさそうだ。

出国チェックで・・・
なぜかフイルムを全部調べられている・・・
でも〜何故か写真は撮らせてくれた！

飛行機は定刻で離陸した。アトランタで１泊して成田へ４時間＋１泊＋１４時間の旅が始まった。

-----■番外：以外に手強いアトランタ編■------

デルタ航空を利用した場合は、乗り換え便の関係でアトランタで一泊する必要がある。
前回（グアテマラツーリング）の帰りにも、アトランタで一泊だったのだが、
大荷物をかついでホテルを探しまわってとっても辛かった。
ちょっと賢くなった私達は、今回は日本からホテル予約しておいた。
さらに、飛行機に預ける荷物は、前日でも（２４時間以内の出発なら）空港に
預けられると情報を得ていた。

さて、定刻でアトランタ空港へ到着した、入国審査を終えて、手荷物受け取り場へ、
アメリカ合衆国で乗り換える場合は、
預けた荷物を必ず一旦、受けとらなけらばならないしきたりがあるらしい。

預けた荷物を受け取った、そして預け入れカウンターらしきところを探す。
係員に聞きまくり、何カ所かで試みてみたが、明日の便の荷物は預けられない（多分）との
回答だった、私達の英語力のせいなのか、本当なのかは判らなかったが、
結局あきらめて、すべての荷物をもって移動する事にした。

アトランタは空港の中を地下鉄が走っている、アトランタを旅慣れた私はそんなことでは驚かない
（前回は正直言って驚いた）地下鉄に乗り空港から出て、タクシー乗り場に行き着いた。

予約してあるホテルは「エアポートなんとかかんとか」というホテルなので、タクシーで行っても
そんなに高くないはずだ。
さて、タクシーに乗ろうとすると、係員が「どちらまで？（多分）」と聞くので、ホテル名を答えた。
すると、「そのホテルなら、無料送迎バス出ているのであっちからバスに乗りなさい（多分）」
と言われた。
親切で言ってくれているのだが、そもそも「あっち」が判らない。
なんとなくそれらしい場所で探してみるが、ホテルのバスは見あたらない、
ホテル毎に停車場所が決まっているわけではないらく、
「ここらへんで待っていればそのうち来るよ〜（多分）」と言われたので、しばらく待つ事に、
やっぱり英語は出来たほうが便利だと思う瞬間。

結局１時間ほどかかって、それらしきバスに乗ることが出来た。
無料なのだが、ドライバーさんにチップを払った。
チップの習慣がない私にとってはいくら払うべきかどうもピンとこない。

ちゃんとホテルまで着いてめでたしめでたしと、
チェックインも順調にすすみ、部屋に入って一休みしたら。
ノースモーキングルームであることに気がついた。
チェックイン時に聞かれなかったので、指定しなかったのだが、
指定がないと禁煙室になるらしい。
部屋だけでなく、階自体が、禁煙のため、廊下でも吸えない。
私は煙草は吸わないのでと〜ても良いシステムなのだが、
佐々木氏は超ヘビースモーカー、辛い禁煙飛行機からやっと解放されたのに、
宿でもまた吸えない。

佐々木氏は部屋に入ると、荷物を置くよりもはやく、喫煙場所の捜索に出発した。
約１時間後にやっと戻って来た、探したが無いので、結局外で吸って来たらしい。

分煙が進んでいるアメリカ合衆国だが、吸えるところで、マナーが良いかといえば、そうでもなく、
バスを待っている間は煙をばこばこかけられた。　なかなか奥が深いアメリカ合衆国！でした。

[２００１年１２月吉日　著こぐちょ]